小さい虫 H28.3/16

今年も気付いたらもう3月になっている
私はこの間まで高校生だったと思うし、
この間まで夏だったし、お正月だった
時が過ぎるのは早いと感じる

夜、寝るためにベッドに入って妄想なんかをしていると、自分の全身のイメージが脳内に浮かび、それが小さく縮んでいきまるで自分が小さい虫になったかのように感じることがよくある
身体がしゅーっと縮んでいくのだ
よくあることだけれど怖くなって必ず目を開ける
そして普段どおりの身体で安心する

それから妄想するとき私は白い空間を思い浮かべるのが苦手で、いつも途中で灰色のモヤがかかってきてグチャグチャになる
こうなるってことに気づいたのは5、6歳のときで、そのとき入っていたゲゲゲの鬼太郎の汚いエンディング映像を見た影響のせいだと私は思い込んでいるけど昔からそうなわけだから元からなのかもしれない
白い部屋とか、マシュマロ、雲なんかを想像するとだんだん灰色が混じってきて濃くなって戦場のように荒れた状態にどうしてもなる
かなしい